ローグ・ワン スター・ウォ―ズ ストーリー(小ネタ) – ドニー・イェン甄子丹

まだ冷めないローグ・ワン熱。そこでドニー・イェン限定小ネタでやんす。

どうも。ボーディがソウ・ゲレラの手下に連行されるジェダのファーストカットで、(彼等もこのジェダイが彫られた岩山まで来た事があっただろうか?と)すでにグッときてしまう私です。

おもしろいもので観る回数が増えるほど、少ない台詞を必死に読み解こうとするし、そこから劇中描かれていないことも色々妄想が膨らむ、ほんと楽しいローグ・ワン。そして近所のシネコンで大画面のドニーさんが見られるというめったにない機会を惜しむようにせっせと観に行ったりしております。

世間ではドニー・イェンという存在を知った方がケタ違いに増えたみたいで。知人と話していても、なにげない会話にドニーさんの名前が出ようとは!しみじみよかった!!!

どころか世界中のShipperのみなさんがチアルートとベイズに悶絶している様子も伝わってきて、心ひそかにガッツポーズをする自分。そっち方面はとんと縁のなかった(いや、三国志英傑伝があったか。共演は同じ姜文)ドニーさんでしたが、役者は映画の規模とキャラでファン層の広がりが全く違ってくるんだなぁと感心しております。ふふふ。

さて、あれから色々インタビュー動画を見たり記事を読んだりして、いまさらですがドニーさんに関しての情報を少し。

家族と5カ月も離れてロンドンで仕事をすることを渋ったドニーさん、お子さん達に「パパの葉問とスター・ウォーズだったら、どっちが観たい?」と訊いたら「スター・ウォーズ!」と即答され出演を決めたこと。盲目でその目がブルーなこと、そして棒を武器にすることはドニーさんの発案だったとは結構有名な話。

その息子さんのジェームズ君がハロウィンにチアルートのコスプレをし、北京でのプレミアでもそれで登場しておりました。
あれはドニーさんがルーカスフィルムに事情を説明して衣裳の資料を送ってくれるよう頼んだところ、ドニーさんの衣裳に使用したテキスタイルも送ってくれて、自らの会社バレッタ・フィルムで制作したそうです。これって多分世界にひとつしかないミニサイズのレプリカってことですよね。すごっ。

そして出演を決めたもうひとつの要素。
すでにドニー作品をご覧になっていた監督とのデスカッションで「アクションというより、あなたの人となりに合った役なんだ」と熱く語られて陥落したようです。常々、違うことにチャレンジしたい、俳優として成長したいと言う彼のツボを監督はうまく突いた結果となったようです。

時々ドニーさんが話す、「役者として認められたい」という欲求は、過去多くのアクション俳優が辿ってきたのと同じ境地なのかなぁなんて思ったりもして。

キャリアの多くをアクション要員としてしか見てもらえず、ヘタすると役の人格すら疎かにされてきただろうことを考えるとその欲求はしごく当然ですが、一方でかくも(色んな意味で)アクション俳優はグラビアアイドル出身女優に似た軌跡を描くことよ、とも感じております。この先ドニーさんがまた違う心境に至る日が来るのなら、それも楽しみにしたい。まだまだ変化し続けますよこのお人は。

アクションの現場では、アクション部がなにかにつけ「ドニー兄貴、これでいいっすか?」と微に入り際に入りお伺いを立ててくれたそうで、ブレイド2の時に味わったのと全く違う感触を今回は得られたようで一安心です(これ一番重要)。間違いなくそこにいた誰よりも経験豊富。下手すれば彼等が生まれる前からアクション映画撮ってるって、みーんな知ってるんですもんね当り前です。やっと世界が追い付いてくれましたよ。

そしてそのアクションは、香港で撮るより遥かに少ない時間で撮った短いシークエンスながら、初めて観る人達に強い印象を残したようで本当に喜ばしい限りです。

今はちょっと検索するとザクザクドニーさんのアクション動画が出てきますからね。これを機会に彼の本気のアクションに初めて触れてぶったまげている人が世界中にいることが嬉しいです。私が観ておしっこチビリそうになったあのコーフンを初めて味わっている人がいるのかと考えると、なぜかとっても羨ましい。

一番印象に残ってるのは I fear nothing. All is as the Force wills it. という台詞だそうで。「どんな俳優もこの台詞を言うことには抗えないよね」とご本人。

ギャレス監督がドキュメンタリー方式で撮影しエキストラにも好きに動いてもらったというのは、日本語の記事にもありましたが、ベイズとのやりとりもかなり自由にアドリブをかましていたそうです。残念ながらカットの憂き目に遭ってしまったシークエンス。
ベイズ「チアルート、どこにいる?」
チアルート「私はここだ」
ベイズ「どこだ」
チアルート「ここだ」
ベイズ「俺を捜せよ」
チアルート「見えないのにどうやって?」
などとと監督がカットをかけないものだから、2人で丁々発止やりあって終わった時は現場が爆笑だったらしいっす。観たいなぁ、それ。ディズニーってあまりデリートシーンは見せないんでしたっけ?是非ソフト特典につけてくださいよう。勿体ない。

ところで、『イップ・マン3』の邦題が『イップ・マン 継承』になり公開も今年4月22日に決定しました。GAGAさん本当にありがとう。

先日新宿武蔵野館に行ったら、ポスターがありました。
rogueone-22

おまけに香港で観たマナーCMも日本語字幕でかかってた!すごい、うれしい!これサイコーですから!!
『IP MAN3(英題)』ドニー・イェンの劇場マナーCM

継承という副題も、ブルース・リーかよと言いだせば「大げさな」と感じるかもしれませんけど、ラストファイトを覗き見していた互いの子供達のことと思えば、納得ではないでしょうか。日本語字幕のイップ・マン3楽しみですし、ひとりでも多くの人に観て頂きたいなぁと願うばかりです。

追記:『xXxトリプルX:再起動』の香港プロモ会見したドニーさん、これによると次の外伝『ハン・ソロ』に出演するのでは?という噂を否定しました。しかしどうやら(ディズニーと)契約は交わしたようで別の企画だと言います。ご本人が言うには「契約して初めて事実だからね」とのこと。

「ほかの計画はあるよ、新しいことしたいし同じ役じゃつまらないよね」とコメント。ディズニーの新作?実写ムーラン?それともまったく別の作品???楽しみだなぁ。

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ローグ・ワン スター・ウォ―ズ ストーリー(小ネタ) – ドニー・イェン甄子丹 への2件のフィードバック

  1. 龍熱 のコメント:

    こんばんわ!ご無沙汰しています。
    待ってました!の飯星さんの「ローグワン」レビュー、楽しく拝読しました。
    文面から飯星さんが「ローグワン」を大好きになった事が熱く感じられ私も
    同じくとても嬉しいです(^_^)。
    改めてドニー兄貴が「ローグワン」に出演して本当に良かったと思います。

    • ケイコママ のコメント:

      龍熱様
      ほんとローグ・ワンに出演出来てよかったです。役がとにかくよかったですし。ご本人もここまで反響があるとは思ってなかったようで「出て良かった」と話しておられました!世界一のブロックバスターすごい。とひしひし感じております。葉問3楽しみですね!

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