2017年は面白そうだぜ!ハード香港バイオレンスが復活?いや熱く復活してほしい!

えーと香港フィルマートがつい先ほど行われまして。これから制作される新作情報がでておりますのと、今年公開されるアクション映画がかなり面白そうなのでご紹介。ある意味マックス・チャン祭り

ドラゴン×マッハ!』の獄長としてウー・ジンとトニー・ジャーと死闘を演じ、間もなく公開される『イップ・マン 継承』では詠春拳の同門としてドニー葉問と戦うマックス・チャン(張晉)。

彼がこの2作で見事ブレイクスルーを果たしたことを証明するかのように、今年怒涛の出演ラッシュ。

最初は、念願の堂々主演作品『狂獸』。やったね!
ソイ・チェン(鄭保瑞)とパコ・ウォン(黃柏高)製作、ジョナサン・リー(李子俊)監督。

共演はショーン・ユー、ジャニス・マン(文詠珊)、ウー・ユエ(吳樾)、ラム・ガートン(林家棟)、倉田保昭ほか。刑事もの。ジョナサン・リー監督は、2003年のイー・トンシン(爾冬陞)監督作『忘れえぬ想い』(2003年)から十数年助監督をつとめてきた人で今回が初監督作。アクション監督はリー・タッチウ(李忠志)。

もう1本は、フルーツ・チャン監督の『九龍不敗』。
出演:マックス・チャン、ルイス・クー、アニー・リウ(劉心悠)そしてなんと元UFC世界ミドル級チャンピオン、アンデウソン・シウバ!
婚約者を誘拐された刑事がシリアルキラーを追跡するという物語、だそうな。舞台は香港とマカオ。
アクション監督はバックステージの写真を見る限り、トン・ワイ。

続いては、昨年のカンヌのマーケットで告知された通り、イップ・マン 継承のスピンオフとして、『張天志』も制作されます。

先ごろフィルマートで発表されたポスターには、なーんとミシェール・ヨー姐さんとトニー・ジャー、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のドラックスで超有名、デビッド・バウティスタの名が!
ひぃ~すげ~!監督・アクション監督はユエン・ウーピン先生。クランクインなどはまだ不明ですが鼻血がでそうなほど楽しみ!

そしてまだある、マックスさんゲスト出演になるローレンス・アモン(劉國昌)監督の『毒。誡』。
出演はラウ・チンワン、ラム・ガートン、ルイス・クー、ン・マンタ、パトリック・タム。

これは、70年代に実在した慈雲山十三太保というギャング組織を描いた実録映画、『慈雲山十三太保』のリメイク。ギャング達の30年に渡る友情と闘いを綴ったノワールフィルムです。アクション監督は元成家班、イー・ティンフォン(易天雄)。ジョニー・トーの『ドラッグ・ウォー 毒戦』や『ホワイト・バレット』などを出がけた人。

ね。すごいマックス・チャンフィーバーっしょ!イップ・マン継承で日本でもますます人気が高まるでしょうし今後は『パシフィックリム2』にも出演するので、是非とも彼の出演作を日本でたくさん公開して欲しいです。

最後は、一番期待している1本。
ウィルソン・イップ監督、ルイス・クー、トニー・ジャー共演の『貪狼』です。

このタイトルに心当たりのある方は立派なSPL通(笑)。プロデュースはソイ・チェンとパコ・ウォン。そう、SPL2こと『ドラゴン×マッハ!』のソイ・チェンとウィルソン・イップの立場を変えただけ。当然ストリーは繋がってないでしょうが、多分SPL3部作とか姉妹編とか、そういうことではないでしょうか。

まだ詳しい内容は分りませんが、ティーザー予告を観てこれだけでしびれました。しかもアクション監督は私の大のお気に入りサモ・ハンときた。サモ・ハンとトニー・ジャーなんて一体どんなケミストリーになるのやら。これは絶対に好きなやつ。見たい!
にしても、トニー・ジャーも飛ばしてるなぁ。ふふふ。

フィルマートといいつつ、あまりフィルマートの話にならなかった。
詳しくはこちらの記事を。
The 24 hottest projects at this year’s Hong Kong Filmart

さて次回はドニーさんの新作についてですよ。

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