特殊身分・西遊記之大鬧天宮-ドニー・イェン 甄子丹

現実逃避と悲報とひょっとしたら朗報

本当は、京都ヒストリカ国際映画祭でお話をうかがった徐浩峰(シュ・ハオフォン)監督の事とか、監督の素晴らしい2本の映画『ソード・アイデンティティー』『ジャッジ・アーチャー』のことなんかを早く書かないと忘れちゃうというのに、なんだか自分の文才のなさではまともに書けなくて、つい締め切りが迫った人みたいに関係ないことをブログに書いてしまう自分。(いや、実際に数本年末進行で実は締め切り前なんだけど)

と、いうわけで現実逃避として、猿です。

とーっても悪そうな顔をした猿

「げぇ~関羽!」というキャプションしか思い浮かばない猿

「私たちはカッコいいドニーさんを観に来たのよ!これなら日曜の自宅のリビングにもいるじゃない!」と世界中の奥様やお嬢様から抗議がきそうな猿

というわけで、来年の旧正月1月31日に公開される『西遊記之大鬧天宮』の孫悟空に扮しましたドニーさん。特殊メイクが過ぎちゃってこれじゃ誰だかわかんねーよ!

どうやら、今まで私達が観てきた孫悟空の中でも最も現実の「猿」に近いものになりそうな噂。なにしろ芝居中、ほとんど膝を曲げてパフォーマンスしたらしいですぜ。
そういえば谷垣さんが「どっから見てもエテ公!」と言ってましたな。共演のピーター・ホーさんからも「ドニーさんの孫悟空はすごく可愛くて単純でいたずらっ子」というお褒め(でいいんですよね?)の言葉を戴いております。
わはははは、すんごく楽しみになってまいりましたよ~

さて、これだけではなんなので。
ちょっと悲報と、悲観的な予測をば(いや、そんなオマケいらんから)
先日、フリーマン筒井氏とやり取りしていた時に「特殊身分、ぜんっぜん値段下がらないらしいよ」という話を聞きました。これが悲報。
んでふと思い出した。
そういえば、この12月に韓国で公開されるというポスターの下にEASTERNLIGHTのロゴが。


(ポチるとでっかくなる・・・はず)

さて、ここからが悲観的な予測。
Easternlightといえば、Arclight Filmsの関連会社で、ハリウッドとシドニーにオフィスがあるとこですな。韓国がここのを買ったということは、ひょっとして海外向けのセラーはこの会社とか?
うううううむ、アメリカの会社ってなかなか値段下げないんじゃなかったでしょうか。

\げぇ~マジかよ!!/

い、いや、私はまったくの部外者なので、日本のどんな配給会社がどこと交渉してるのかまったく知りません。なのでお断りしておきますが、これはただの憶測妄想でしかありません。ごめんなさい、怒らないで。

現実的に可能かどうかは分らないのですが、韓国だけがアメリカから買ってるという可能性もなきにしもあらず。
と、いうのも、ネットで知り合った韓国人のドニーファンが『捜査官X』について「韓国なんかオリジナルからカットしたものを公開したんだよおおおおお(涙)」と嘆いていたので、ひょっとしたら韓国はアメリカ、ワインスタイン社から購入したのかも。(聞くとどうもDRGONの編集ぽかった)

んで、仮にこのEasternlightから日本が買うことになった場合、音声は普通語オンリーになるのか、広東語と普通語のミックスになるのかという問題。

さっそく、ここが配給したNZの映画サイトを捜してみたら、Language: Cantonese and Mandarin とありました、タイムランも同じようです、セーフ。
もしここから買ってもとりあえず音声は広東語つきになる可能性は残されていそうです。

(追記:反対に香港ではなく大陸のセラーが窓口で、むしろ普通語オンリー版の販売しかなかったりすると、ほんのちょっとですがこの映画の広東語と普通語のやりとりの面白さが台無しになってしまう危険性も・・・・いや、無理すれば広東語のリクエストもできるのかもしれませんが、そうするとオプション扱いで別料金がかかるため難しいという仕組み)

と、そんな悲観的な妄想ばかりしていては面白くないので最後に朗報。
めでたく香港版のBD、DVD,VCDの発売日が12月20日に決まりました。待ちきれない人はyesasiaにGO!てか、香港版にも特典の記述がないんだけど・・・ま、まさか!?

猿かわいいよ猿
Donnie Yen THE MONKEY KING official Trailer
どうやらアメリカでもThe Monkey Kingとして公開されるらしく公式サイトが出来てました
The Monkey King Official Website
US予告
The Monkey King “The Legend Begins” Teaser/ US English Version

バクサカ関連テキスト
特殊身分 予告篇 ― ドニー・イェン 甄子丹
2013年10月18日『特殊身分』公開決定-ドニー・イェン 甄子丹
続々予告登場『特殊身分』 -ドニー・イェン 甄子丹
特殊身分(特殊身份:SPECIAL ID 2013年・中国)@香港 -€ドニー・イェン 甄子丹
・・・と、言ってるそばから特殊身分(特殊身份)
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特殊身分・西遊記之大鬧天宮-ドニー・イェン 甄子丹 への5件のフィードバック

  1. のコメント:

    ケイコママさん
    御返信ありがとうございます。ありませんでしたか。香港中国で鑑賞された方の感想に出ていたのであるのかなと思っていたのですが、自分の訳し方が間違いでした。
    ですが、レストラン~キッチン(メイキング)チラ見したんですが、かなり期待しています。
    確かに空間がかなり狭い感じですね。アクションどうデザインしたか、本編楽しみです。

    香港版DVD情報出ましたね。正直日本公開あるなら我慢ですが、ケイコママさんも御存じの通り値段がかなり高く買えないみたいですよね。(自分この辺りも無知なんですが)
    ですので日本公開はなしと判断でDVD購入すると思います(笑)(私事恐縮です)

    長文になり申し訳ないです。今後も、アクション映画、各ダンス公演方面も楽しく拝見させて頂きます。

  2. きなこおに のコメント:

    ケイコママさん、こんにちは

    この猿の映画って、チャウシンチーの映画なんでしょうか?
    それらしい予告編を見たけど、失礼ながら面白そうには…

    それと

    気になってるのが「太極」三部作の最後の
    サミット(合ってるかな?)です
    二作目まで発売されてますが、聞くところによると
    三部作全部見ないと完結しないとか…
    海外ドラマのようになってるとか

    もう、公開されてるんでしょうか?
    あっちの方では
    海外ドラマのように打ち切られても嫌だし
    情報もないので、気になってます!

    ケイコママさんのサイトは結構
    他では知り得ない情報ばかりなので
    楽しみにしてますよ縲懌勦

    • ケイコママ のコメント:

      Hさま
      ドニーさん劇中走ってますよ、パルクールじゃありませんが。
      『特殊身分』日本公開はすると思います、最速に、が無理というだけで。
      どの香港映画の新作も日本で公開されるまでに、スムーズでも1年前後はかかるので、それくらいには公開されるのではないでしょうか。思えば『導火線』は4年もかかったんですから、それを考えれば怖くない(笑)
      買いたいという会社があるなら大丈夫です、値段ばかりは誰のせいでもないので気長に待ちましょう。
      もちろん香港版を買うのは簡単ですし、中文や英字字幕もすぐ慣れますよ~

      きなこおに さま
      こんにちは、上の猿はチャウ・シンチーの今年のメガヒット映画『西遊・降魔篇』ではなくて、ドニー・イェン、アーロン・クォック、チョウ・ユンファ、ケリー・チャンなどが共演する『西遊記之大鬧天宮』という来年公開される別の作品です。写真の孫悟空はドニー・イェン。たしかに誰だかさっぱり分りませんね(笑)。

      太極3撮るんですか、知りませんでした~、そうだとしたら是非完結して欲しいです。もともと三部作の予定だったので、話が中途半端になったままですよね。
      仰る通り1,2作は同時に撮影したので日本でも小規模ですが公開され、すでにソフトにもなってます。が、3はまだだったのでそのままかとばかり思っていました。自分も続き見たいです。
      先ほど制作の「華誼兄弟」のFBを覗いてみたのですが太極シリーズのことは載ってませんでした。
      でも、狄仁傑(判事ディー)シリーズの方は2がむこうでヒットしたので3を撮ることになったようです。記事が出ていました。

  3. 田村登留 のコメント:

    メイキングでてました。
    http://www.youtube.com/watch?v=xi6g0A3MnNM

    • ケイコママ のコメント:

      田村登留さま
      おしらせありがとうございます、あっという間にむこうで公開ですね
      飛び出すドニーさん、どんなんでしょうか!
      猿演技も楽しみですね~日本公開してくれ―

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