その女、ねね

ここのところ毎日、頭から煙が出ています。というのもこの12月からサンケイスポーツの関西版で新聞小説を連載しています。タイトルは「その女、ねね」。

そう、あの豊臣秀吉の正室、ねねが主人公という歴史小説です。関西に住んでない方もパソコンのサンスポサイト→社会ダブ→飯星景子で検索してみてください。読めるはず。

取材下調べ資料集め、全部自分でやってるんですが、さすがに疲れますな。想像以上でした。

ほぼ毎日、本を読んでるか、原稿を書いてるか、原稿の事を考えてるか、そんな日がもう夏あたりから続いていて連載が始まったばかりなのにヘロヘロです。
おまけに毎夜、翌日分のゲラが上って来て確認しなきゃならないので毎晩結構ストレッシブです。部屋の掃除も洗濯もほとんど出来ていません。汚部屋です、汚部屋。マジ。

ここひと月くらいはほとんど外で運動らしい運動もしてません。
歩くって…近所のスーパーくらいか(涙)?まるで引きこもりニートみたいな生活です。

こんな生活で、我にかえるのは「TVの仕事」をする時か、することを考えたとき。TVに出ると思えばこそ、ヘアサロンにもネイルにも行くし。それがなかったら、今頃、私の髪は白髪だらけじゃないかと恐ろしい。と、書いてるそばから「かみ」を変換すると真っ先に「守」になります。羽柴筑前守前田又左衛門利家(笑)。

私の住んでる半径5キロ以内には、かみ、と打って守が一番最初に出てくる人なんかいないだろ(笑)。いま、「打って」も「討って」にすぐなっちゃったし(笑)。

まぁ小説、しかもこういった異分野を書いていると、改めてものすごく孤独感があるものですね。書いてるといいのか悪いのかまでよく分らんようになってくる。

でも、そんなとき頼りになるのが京都。もちろん残念ながら取材です。

京都には今までお仕事で知り合ったたくさんの方たちがいて番組後も今までお付き合いをしていただいておりました。
そんな方々にこの連載のことを話したらまぁ出てくる出てくる「豊国神社の禰宜が知りあいだから話をきてみる?いい話が聞けるかも」とか「二条城なら中を見学できるように今度頼んであげるよ」とか「御所も話が聞けるように聞いてみてあげるよ」とか。
今まで気がつかなかったのですが、私・・・京都にものすごい人脈を持っていたみたいです。気がつかなかった。感激です、涙が出るほど嬉しゅうございます。

今日もまた京都の人たちがいることに励まされ、原稿を書いてます。

実はさっき年号を間違えて構成した部分があることが発覚!書いた原稿まるまる5話分くらいボツにしました。ひぃぃぃ~。

でも、ボツを歿と真っ先に変換してくれる日本語ソフトとともに、頑張ります(笑)。

 

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