Whitney Houston

ホイットニー・ヒューストンがデビューした時のことをよく覚えています。
あの名シンガー、ディオンヌ・ワーウィックの従妹という触れ込みでした。
85年に発売された彼女のファーストアルバム「そよ風のおくりもの」はレコードの時代か・・・。
レコード買いました。

デビューはまだ若かったでしたよね、日本盤のジャケットに映った彼女はハイレグの水着を身にまとった手足の長い美人。
モデル出身ときいてましたが、とにかく驚くくらい歌がうまくて、そのうえ楽曲が全部良かった。
若さと美貌と素晴らしい実力を持ち、そしてデビューアルバムにしてあの完成度。アルバムはイヤってほど聴き倒しました。
Saving All My Love For YouとかGreatest Love Of Allとか、当時の日本のおねぇちゃん達は(自分も含め)カラオケで到底似ても似つかない彼女の歌をそれでも嬉々として歌ったことがあるはず。

92年の映画「ボディガード」も大ヒット。
「えんだぁぁぁぁ」のI Will Always Love Youを聴いたことがない人は、恐らくいないでしょう。あのサントラの中では自分、I Have Nothingがとにかく好きでした。

この映画が実は、70年代にスティーブ・マックイーンとダイアナ・ロスで制作予定だったけど流れた脚本だったとか、I Will Always Love Youという曲はカントリー歌手としてまた女優として有名なドリー・パートンがオリジナルだったとか、ホイットニーを通して色々知りました。ちなみにドリーのこの曲も持っている。

また、95年の映画「溜息つかせて」は原作のテリー・マクミランの小説がとにかく好きで、映画も観に行ったものです。そのテーマとなったExhale(Shoop Shoop)を聴きながら今これを書いてます。
そういえば、彼女の「天使の贈り物」も観てるんだな、自分。

1963年生まれだったんですね、亡くなった今の今まで知りませんでした。
実は同じ年齢だったんだ・・・。

今夜はひっそりと彼女のアルバムを聴くことになるでしょう。
この類まれなる才能を持ったディーヴァに心から哀悼の意を表します。

 

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