Le retour du Grand Maître

ネットでドニーさんの動画をあれこれ見ていたら、無性にフランス語吹き替えの葉問師父が見たくなってしまいました。
なんでか知らないけど、フランス語って不思議な魅力がありますよね。
どってことない言葉でもフランス人に喋らせると、そこはかとなく色気がでてくるというか。
彼らが囁くと「石坂浩二も見たゴム人間独占写真!」という東スポの見出しすら艶っぽく聞こえるかもしれません。

存分に全編通して師父のフランス語にこの身をゆだねてみたいぜ!
そう思ったら次の瞬間には仏アマゾンに飛んでいて、ポチッとしておりました(笑)。

酒なんか飲んでない、まったくのシラフにも関わらずです。
恐るべしフランス語の魔力。
どうせなら一括配送でどうよと、数本をまとめて。
仕様を眺めていて分ったのですが、仏版には作品によってちゃんと広東語、普通話、仏語の三種類の音声が入ってたりするのね。うらやましいなぁ。

ところでアメリカや欧州のショップから商品を買おうとするとたまに「海外発送お断り」というものがあったりして、いざ買おうとしたらいきなり切ない思いをすることが、ままある。
だけど、これらはストックありでちゃんと海外発送してくれる商品でした。ラッキー。

この感想を書くかどうかはわかりませんが、自分のことだから声が気に入ったら、そのうちにフランス人ドニー配音演員を執念で捜し出して、どこかで報告したりして。
マジっすか?いや、嘘です、嘘。

昔からダンス関係とかフィギュアスケートとか音楽ものとかの海外ソフトを買う機会はあったのですけど、よもや香港映画を欧米から買う羽目になろうとは思ってもいませんでした。
だって、ものによっちゃ香港版より立派な特典がついたものを出してたりするもんだからさぁぁぁぁぁ。油断ならん。

こんなことばっかやってるから色んな国のアマゾンやHMVから「これ買え」メールが届きまくるんだな。気がつけば、世界中からDonnie Yenを勧められてる自分って・・・とほほ、どうなのよ。

さて、先日フランスから届いたメールのクリスマスのお勧めのなかに、仏プロラグビーチームの毎年恒例ヌードカレンダーのメイキングDVDが。
おいおい、ドニーさんの映画買ったら、いきなりそうくるわけですかそうですか。

ドニーを買ったら送られてきたこの新商品のご案内、女子限定なのか、それとも男子にも平等に勧めているのか、どっちだアマゾン。

話だけではなんなんで、そのお勧めされたカレンダーメイキングDVDのアマゾンのページ。
たどってゆくと結構なことになっております。
Dieux Du Stade, Making Of Calendrier 2012

↓再度ですが仏語配音予告。
IP MAN2 Bande Annonce
FlashPoint €Bande Annonce

追記:
荷物が届きました。
どうやら映画によって声優は違うようです。
例によって、クレジットは当然のことパッケージやブックレット、資料を捜してもどこにも名前はなし(声優を気にするのは実は日本だけなのかも)。

にも関わらず、葉問に関しては執念深くなくても、びっくりするくらい簡単に調べられました。

葉問の仏語配音演員は、舞台や、映画ドラマなどの吹き替えとしてフランスで活躍するAlexis Victor氏。孫文の義士団も彼。
ブラッドレイ・クーパーやジョシュ・デュアメル、ピーター・サースガード、ジュード・ロウなどの吹き替えを担当しています。(と、いうことは結構中堅から若手の人か?フランス人は見た眼では年がわからん)顔も含めてこんな人です。

Maître Ip(葉師父)の声はドニーさん本人というよりは、普通話の陳浩老師にとても似ている感じで、すごくよかった、気に入りました。

最後に、驚いたのは「錦衣衛」の字幕の多さ。
フランス語1 デンマーク語 フィンランド語 アイスランド語 ノルウェー語 スウェーデン語 フランス語2 と、なんと7つもの字幕がついていました。
どうやら、北欧向けのソフトだったようです。そこにちょっと日本語も入れてくれてれば。ねぇ?

配音演員

追記2:
1年以上たってから追記するのも人としてどうよ、と思うのですが、ほかに書く場所とタイミングがなかったので抜けてたことを記しておきます。

実は「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」の仏語トラックには、なんとあの「あちゃおおッ」の怪鳥音が収録されていません。吹き替えどころかドニーさんの声ですら入ってない、つまり本来「ほあたッ!」と聞こえるはずのところがまったくの無音なのです。ななななんということでしょう!

技術的なポカでないのなら、この仏語制作をした演出家はじめ俳優スタッフは誰ひとりとして、まったくもってブルース・リーを知らなかったとしか言いようがありません。
ひょっとしたら現場で
声優「カントク~このアクション中の奇声も吹き替えるんすか?」
ディレクター「う~ん、ヘンだしなくても別にいいんじゃね?」
声優「よかった~なーんか難しいんすよねコレ」
というような会話とかが交わされたりしたのでしょうか。ゆ・・・ゆるせん、そこへ直りなさい。

さぞ、フランス語圏のドニー・イェンおよびブルース・リーファンは怒り心頭、「最悪~!」「こんななら無理して吹き替えなんかつけなくていいのではないでしょうか?」「発売する側に誠意が感じられないデキ」「ファンなめてんのかオラ!」などという言葉でコメント欄が埋め尽くされているのじゃなかろうか。

そこでAmazon Frを覗きに行ったら(←悪趣味)別に誰も怒ってなかった、というか話題にもしてなかったのに二重に驚いてしまい、むしろ何の問題にもしていない彼らに対し「ちょ、お前ら!」と本末転倒ながら妙に腹立たしくなってしまったことを付け加えておきます。

 

 

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