フィギュアスケート、シーズン開幕

さいたまスーパーアリーナで行われたフィギュアスケートジャパンオープン2011カーニバル・オン・アイスを観ました。

毎年、ここで選手の新しいプログラムを観るのを楽しみにしています。
そして、ここでいつも「フィギュアシーズン開幕!」という気分で一気に盛り上がるわけであります。

今回初見で一番「おお」と胸熱だったのはカナダのパトリック・チャン選手。
なんとフリーに「アランフェス」を選んだのですね。
しかも曲の繋ぎが、あの本田武史さんのと大部分一緒で「ローリー・ニコルもあのプログラムには思い入れがあったんだろうな」と勝手に解釈して嬉しゅうございました。

彼が滑ると足元しか見えない(笑)。目が釘付け。気持ちいい。なんでしょう、あの吸いつくようなスケーティングは。
カーニバル・オン・アイスのアンコールで昨年のSP「テイク5」を滑ってくれましたが、あらためて素敵なプログラムだな~と惚れ惚れ。

そして高橋大輔選手のフリーも初お披露目。
今年の曲はブルースギターの「Bluces for Klook」
わお!かつてウソワ&ズーリンやアレクセイ・ヤグディンも滑ったナンバーで結構フィギュアスケートでは使われることも多い楽曲。
振り付けはお馴染みカメレンゴ先生。これは滑りこんだらかなりセクシーになりそうです。期待。
エキシは一転してピアノで始まる静かなナンバー。とても素敵でした。
この曲なんだっけ。そう思いながら観ていたらラスト、すーっと目の前を横切るフェイドアウトのような終わり方で気がついた。
映画「海の上のピアニスト」だ。エンニオ・モリコーネ!帰ってさっそくサントラ引っ張り出して聴いてしまいました。

エキシといえば、一番気に入ったのは小塚選手。今までチャレンジしてきたものが活かされていて、なのに新鮮でした。
とっても佐藤有香さんらしい選曲(笑)曲名は分りませんが、そのうちにどこかで目にするでしょう。なにしろスケートファンの方々の情報の速報性と思い入れの深さはハンパないですから(笑)。

ほかにもサラ・マイヤーとかジョアニー・ロシェットとか、安藤美姫選手(ブラックスワン、ドラマチックで似合いますね!)鈴木明子選手、荒川静香さん、本田武史さん、ジェフリー・バトルにアレッサ・シズニー、高橋トラン組にリード姉弟、羽生結弦選手に、(大阪のおばちゃんも驚きの虎柄で登場した)フローラン・アモディオ、サヴチェンコ、ゾルコビー組に庄司理沙ちゃん。

そして噂のロシアの秘蔵っ子、(さて名前が正確に書けるかな)エリザベータ・トクタムシュワ。
生で初めて見ましたが驚きです。うわ~今後めっちゃ楽しみです。
それにしてもミーシン先生、ウロウロしすぎです(笑)。大きいから目立つ。

あ、そうだ。レオノワはコーチがモロゾフに変わったんですね。
彼女のときにキスクラでモロゾフコーチが身体を斜めにしていたので気がつきました(笑)。

今回のカーニバル・オン・アイス、なんとなくいつもと違って手造り感があって非常に楽しかったです。最後、男子がジャンプ大会になったりシズニーの素晴らしいスピンを選手が取り囲んだり、観ている観客の胸に暖かいものが伝わる気がしました。

ありがとう、選手の皆さん、怪我なく無事に今シーズンを過ごしてください。
今年もみなさんの素晴らしい演技を期待しています。

そしてフィギュアシーズン開幕おめでとう、自分。

カテゴリー: skate パーマリンク