エスプレッソマシーン その後

イタリアで買ってきたエレクトラ社製エスプレッソマシンを修理に出したら、無事に修理も終わり我が家に戻ってきました。

13年前にデザインの素晴らしさに惚れこんで購入した時は、これって故障したらイタリアの本社にまで送らないとダメなんだろうなぁと覚悟してたんですわ。
けれどあれから10年あまり。ネットで調べたらすぐに修理をしている専門店を見つけることができました。しかしネットがなきゃ絶対に見つけることなんかできなかったでしょうね、だって、そこ奈良の会社だもん。

マシンの調子が悪くなった際に一度自分で内部を開けてみたんですが、結構単純な構造になっていて拍子ぬけ。
私の持ってるこのマシン、おそらく50年近くモデルチェンジもしてないだろうから、原始的でも当り前か(笑)。
部品があれば自分でも直せそうな気が(あくまで気だけね)しましたが、さすがにそんな考えも一瞬だけ。おとなしくその会社にメールを出して修理の依頼をしました。

で、マシンを送って見ていただいたところ、もともとのヒーターが組み立て不良だったというじゃありませんか。
えええ?ヒーターの組み立て不良?ちょ、マジっすか?13年間ちゃんと使ってきたんですけど・・・
あの原始的な構造にして、ヒーターの組み立て不良とは!
それなのにまったく動かないというわけでもなく、動くには動いていたという中途半端さが、さすがイタリアでございます(笑)。

とにかくヒーター部分は全とっかえ。
それも購入時は200V用だったヒーターをこの際部品の在庫のある100V用にしませんかと提案され、迷わず100Vのヒーターに変えてもらうことにしました。

あとはどのくらいの期間であがってくるか、どのくらいの見積もりかという問題。
もともとイタリアにまで出さないとダメかしらと思っていただけに期間の方は気長に考えることにしました。まぁ早くて2,3週間、長くなったら1ヶ月くらいか。
その準備のために代替マシンの算段までつけたくらいです。
あとは料金。私がこのマシンに部品込で修理代として出せる上限として4~5万くらいじゃないかと想像。で、あがってきた見積もりは送料込みで44,310円。まぁ想像の範囲内か。

で、戻ってまいりました。私のマシン。しかも1週間という驚きのスピードで。さすが日本。
さっそく試運転でございます。組み立て不良じゃない(笑)新しいヒーターは快調そのもの。
なんといってもミルクの泡立て時間が修理前に比べ大幅に短縮されました。組み立て不良はここに大きな差が出ていたのでありましょう。

以前、代替品のマシンがあまりに早くカプチーノを作るので、これに慣れたら自分のマシンが帰ってきた時が怖いと書きましたが、これなら何とか大きな違和感なく使えそうです。よかった!

 

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